「世界ふれあい街歩き」の動画ならお家で世界旅行できちゃう【無料視聴できるよ】

こんにちは。konny(@konny)です。

旅行や出掛けることが制限されている今、お家時間が増えて「休みの日に何しよう～」と悩んでいる人も多いのでは？

そんな人に、家でゆっくり旅気分が味わえる「世界ふれあい街歩き」がオススメです。

「世界ふれあい街歩き」はNHK(BS)で放送されている人気の旅番組。
自分が歩いているかのような視点で街歩きを楽しめる映像が魅力で、ガイドブックに載っていない街の日常や現地の人との心温まるやりとりが見どころです。

でもBS放送が観られないよ～！という方、安心してください！

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「世界ふれあい街歩き」動画　リスボン編の見どころ

「世界ふれあい街歩き」の動画をU-NEXTで無料視聴しました。

今回、ポルトガル、リスボン編を観てみました。私なりの見どころをご紹介したいと思います。

見どころ①　坂の街とトラム

冒頭はテージョ川の風景から始まります。

私も同じ場所からリスボンの街歩きをスタートしたので、自分の旅と重なりました（2018年12月末～2019年1月にかけてポルトガルを旅しました）。

まるで海のように見える広いテージョ川が朝日できらきらと煌めいていました。

テージョ川のすぐ側にあるコメルシオ広場。ここにツリーがあったのも同じで、ちょうど同じ季節に撮影したのかなぁ。

天気が良くて、冬でもわりと暖かかったリスボンの心地よさが思い出されます。

 

リスボンというと、坂道だらけの街というのをご存じの方が多いんじゃないでしょうか。起伏に富んだ地形から「7つの丘の街」といわれています。

アップダウンを繰り返しながら、カメラが坂道を進んでいきます。この高低差のある街並みが絵になるんですよねぇ。

リスボンでは1日歩き回ってヘトヘトになったなぁというのが思い出されました。坂は多いし石畳だし、足にけっこう負荷がかかります。

最終的にはトラム（路面電車）を使いました。

そのトラムが細い路地を走り抜けるのも、リスボンらしい風景です。

歩道スレスレを通り過ぎるトラムが映像にも出てきました。

実際、なかなかのスレスレ具合で、間近で見ると「おおっ」ってなります。笑

 

街で出会った人たちとのやりとりもこの番組の面白いところ。

細い路地の坂道を登っている途中で出会ったおばあちゃんが、「丘の上の展望台からの景色はめちゃキレイよ」としきりにオススメしてくれます。病院に行く途中らしく、「早くしないと病院が閉まっちゃうわよ」と連れの人に急かされながら、何度も「めちゃキレイよ」と念を押してくれるおばあちゃん。

それは見に行かないわけにはいかないですよね。その後も坂道を登っていき、番組終盤で展望台から夕陽を見せてくれます。

色んな人たちに話を聞いていくのだけど、ポルトガルの人はゆっくりのんびりしていて国民性が出ているなぁと思いました。話がちょっとかみ合っていなかったり、1つ1つの動作がとてもゆっくりだったり…。なんだかほっこりしました。

「ふれあい街歩き」は自分が歩いている目線で楽しめるのだけど、自分の旅と違うのは街の日常を深く知れること。街の人たちとのやりとりから、観光だけではわからないその街の姿が見えるのが「ふれあい街歩き」ならではです。

 

見どころ②　ファド

「ファド」もポルトガルで有名なもののひとつ。ポルトガルの伝統音楽です。
ファド＝運命 という意味。ギターで奏でるメロディーは軽やかなのに、どこか切なくなる、哀愁を感じる歌声をのせます。

ポルトガル人が大切にしている「サウダーデ」というものがあります。「また会いたい、あの頃に戻りたい」という感情で、その「サウダーデ」を込めて歌うのがファドです。

リスボンには食事をしながらファドを楽しめる「ファドハウス」というお店が数多くあり、観光スポットにもなっています。

ポルトガル人に愛されている「ファド」は、ポルトガルの歴史と強く結びついています。

15世紀の大航海時代、ポルトガルは新世界を求めてどんどん海へ出ていき、世界中に植民地を広げていました。日本に鉄砲が伝わったのもこの頃です。

ですが、17世紀になると植民地の維持が財政を圧迫し、大地震にも見舞われたことで国力が低下してしまいます。そんな時に植民地から逆輸入されたのが「ファド」で、もとは植民地の奴隷が苦しい身の上を歌ったのが始まりだそう。ファドは酒場や路上で憂さ晴らしに歌われるようになりました。

20世紀に入ると独裁政権の時代がやってきます。発言の自由が奪われる中、人々は政治への不満をファドの歌詞にのせたそうです。すると、政府はファドハウスを設置。文化の保護に見せかけて監視し、路上で歌う自由は奪われてしまいました。

1974年に40年余り続いた独裁政権が終結した後も、今なおファドハウスは残り、世代を超えてファドが歌い継がれています。

「ふれあい街歩き」でも、何気なく歩いている場所でファドが聴こえてきます。ファドハウスから漏れ聴こえてくるファドの練習でした。

長年の独裁政権による抑圧から「サウダーデ」という感情が生まれたのでしょうか。「サウダーデ」はポルトガルの人のＤＮＡに根付いているようでした。「サウダーデ」という言葉は番組の中でたびたび出てくるキーワードになっています。

リスボンでファドを聴きにいかなかったことをちょっぴり後悔しました。サウダーデを込めて歌われるファド、生で聴いてみたかったなぁ…。

 

見どころ③　アズレージョ

リスボンの街を歩いていると見かける可愛いタイル。「アズレージョ」といわれる装飾タイルで、教会、駅、レストランの店内、民家の壁など、いたるところで目にすることができます。

「ふれあい街歩き」ではアンティークのタイルのお店が出てきます。

お店をやっているのは若いお兄さん。おじいさんが長年かけて集めたタイルを販売していて、なんと1000種類を超えるタイルがあるそう。

どういう人が買うのかというと、家の壁の修復に使われるのだとか。一部が剥がれてしまったときに、古くてもう製造されていないタイルを求めて、「こういうタイルはある？」という問い合わせがくるのだそう。

ヨーロッパの人たちの「古いものを大切にする」文化が私は大好きです。親から子へ、子から孫へ、ずっと大切に受け継がれてきたものには色んな想いが詰まっていると思います。

アンティークタイルのお店のお兄さんは「自分たちが何者か忘れてしまわないように」古いタイルを修復して使い続けるのだと言っていました。

繊細で独特な模様が描かれたアズレージョはポルトガルの誇るべき芸術だと思います。これからも大切に守られていってほしいと願います。

そうそう、ポルトガルで出会ったアズレージョの美しさに魅せられて、アズレージョ柄のスマホケースを作ってしまいました！

嬉しいことにご好評をいただいています。やはりこのタイルの美しさに惹かれる人は多いんだなぁ。

ATELIER konny で発売中です。

アズレージョ柄は3種類あります。ぜひご覧ください！

 

見どころ④　ポルトガルスイーツ

甘いもの好きな方は必見♡ポルトガルのおすすめスイーツBEST3がランキング形式で発表されます。

ランキングは実際に見てほしいのですが、ポルトガルといえばやっぱり外せないのが「エッグタルト」♡

これは人気店「Pasteis de Belem」のもの。行列に並んでゲットしました！

外のパイはサクサク、中のクリームはとろ～り♡　甘さ控えめでなめらかです。

まだ温かいうちに食べるのが最高！私は2つ一気にぺろりと食べてしまいました♡

番組中では、11歳のサンティアゴくんがスイーツを紹介してくれます。それがすごくかわいいので、ぜひ見てほしいです♡

「世界ふれあい街歩き」リスボン編見どころ　まとめ

行ってみたい場所や、知らない場所へ旅する気分を味わってみるのもいいし、行ったことのある場所を観て、旅の思い出に想いを馳せるのもいいなぁと思いました。

ポルトガル、良かったなぁ…また行きたいなぁ…これは、サウダーデかな…？

旅好きな人にぜひ「世界ふれあい街歩き」で旅気分、味わってほしいです！

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