フランス、ブルゴーニュ地方の長閑な丘の景色の中に、とても可愛らしい村があります。
ノワイエ・シュル・スラン。名前の響きも可愛らしいと思いませんか?
古いコロンバージュ(木骨組み)の建物がたくさん残る街並みはまるでおとぎ話の世界のようです。
とても美しい村らしい美しい村だと思いました。
そんなノワイエ・シュル・スランについてご紹介します。
フランスの最も美しい村 ノワイエ・シュル・スラン
ブルゴーニュ地方の美しい村
ノワイエ・シュル・スラン(Noyers sur Serein)があるのは、フランスのブルゴーニュ地方。
緩やかな丘の景色が広がるのどかな場所です。
こんなアーチをくぐって村へと足を踏み入れました。
なんてわくわくさせてくれるの…♡
このアーチのある門塔が北と南の出入り口でそれぞれ迎えてくれます。
コロンバージュの可愛い建物が並ぶ街並み
ノワイエ・シュル・スランはコロンバージュ(木骨組み)の古い建物がたくさん残る場所です。
なんて雰囲気たっぷりなんでしょう…
足を踏み入れた瞬間から引き込まれました。
ここは村のメイン広場なのですが、か、かわいい。。。♡
そしてひと際立派で目を引くのがこの建物。
村のシンボルになっているんじゃないかなと思うほど、大きくて趣のある、印象的な建物です。
個性的で凝った看板もこの村の特徴でした。
この看板可愛すぎませんか?
陶器のお店の看板でした。
お店へのアプローチもすごく素敵で…
外からは小さなショーウィンドウしか見えず、一見オープンしているのかわからないほど。
入口を示す看板のほうへ進んでいくと小径があり、そこを抜けると小さな中庭に出るんです。
思わず「わっ♡」と声が出ちゃいました。
そこに小さな可愛い建物があって、お店と工房になっていました。
ご夫婦でやっているらしいお店。その世界観にすっかり引き込まれてしまいました。
入口が奥まっていてちょっと入りにくいのですが、ぜひ庭へいってみてほしいです。
それから、住所や番地を表していると思われるこの標識も。
すごく凝っていますよね。
牛のモチーフがついているのはお肉屋さんのようでした。
こういうちょっとした可愛いポイントを探して歩くのも楽しめる村です♪
ちょっと注意しておきたいのが、この村は月曜定休のお店が多いこと。
オフィス・ド・ツーリズムも月曜日は休みでした。
村を囲むのどかな風景も魅力
周りを自然に囲まれているのもこの村の魅力でした。
それも、絶景!というのではなく、素朴でのどかな雰囲気。
村に沿うようにして小さな川が流れています。
ここが私のお気に入りスポットになりました。
何もないけど、ひたすらのどかで静かで。
1時間くらいただここに座ってぼーっと過ごしてみたり。
川の向こうは牧場?なのか牛や馬がいました。
こんなに川の近くまで来ることもあってびっくり!
川ではカヌーに乗っている人たちがいました。
川沿いの家にはだいたいカヌーが立てかけてある。
こういう遊びが日常になっているっていいなぁ。
ダンジョンのようなお城
村の外れまで木々の間の道を歩いて行くと、林の中へと続く階段が見えました。
気になって行ってみると、古城があるようです。
300段続く階段を上っていくと見えてきたのがこちら。
どうやらお城は修復中のよう。
でも修復中の石垣が見られたり、あちらこちらにガーゴイルの石像が置かれていたり、、
地図や標識で12ヶ所のチェックポイントが示されていて、ダンジョンのようにちょっとした冒険気分を味わえました。
ビュースポットがあるようなので、それを目指して進んでみることにしました!
「ここ、進んで大丈夫なところ…?」と思うようなけっこうな獣道でしたが、無事にたどり着けました。
ちょっと木々が邪魔するけど…向こうに村の全景が見えます。
ブルゴーニュらしいなだらかな丘の景色も眺められました。
ちょっとしたハイキングにはもってこいの場所でした。
ノワイエ・シュル・スランへの行き方
ノワイエ・シュル・スランへはトネールという町からバスが出ているという情報があったので、トネールまで行ってみましたがバスはありませんでした…
時期によるのかもしれません。
私が訪れたのは10月末でした。もうオフシーズン…?
トネールの観光案内所で聞いてみましたがバスはないとのことなので、仕方なくタクシーを呼んでもらいました。
トネールからノワイエ・シュル・スラン までは20kmほどの距離です。
トネールもとても素敵な町だったので、あわせて観光するのもオススメです。
(以下はトネールの写真)
まとめ
フランスの最も美しい村の1つノワイエ・シュル・スラン。
コロンバージュの建物が並ぶ可愛い街並みは、まさに美しい村らしい美しい村でした。
のどかな自然に囲まれた村でのんびり過ごす旅がオススメです。
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