ブルガリア

【ブルガリア、カルロヴォのバラ祭り】個人での行き方、スケジュール完全ガイド!

ずっと行ってみたいと思っていたブルガリアのバラ祭り。

2023年5月、ついに念願叶い行くことができました!

ただ、情報がとても少なく、調べても出てくるのはツアーばかりで、個人で行くのにとても苦労しました。

なので、参加方法やスケジュールなど、実際に行ってみてわかったことをまとめてみたいと思います。

行くのが大変だったけど、ブルガリアの民族衣装が本当に可愛くて一見の価値あり!

 

ブルガリアのバラ祭り 時期と場所

バラ祭りの時期

まずはバラ祭りが開催される日程ですが、調べるとたいてい6月最初の週末と出てきます。

これはカザンラクという町のバラ祭りで、ブルガリアのバラ祭りというと大半がこのカザンラクのバラ祭りのことを指してしまっているようです。

でも実際にはカザンラクを含むバラの谷と呼ばれる地域一帯でバラ祭りは開催されているようなのです。

私はカザンラクから西に55kmほど離れたカルロヴォという町のバラ祭りに行ってみました。

カルロヴォのバラ祭りは毎年5月の最終土曜日です。2023年は5月27日でした。

事前に調べると、金、土、日の3日間との情報があり、そのつもりで旅程を組んでいましたが、行ってみたら実際は土曜日の1日だけでした。

バラ祭りが開催される場所

私がカザンラクではなくカルロヴォのバラ祭りへ行った理由は、カザンラクの宿がすでに埋まっていて取れなかったからです。

両方行っていないので比較はできませんが、カザンラクのほうが規模は大きいかもしれないものの、カルロヴォでも十分楽しめたので、観光客が少ない分穴場かもしれません。

カルロヴォへは首都ソフィアから電車で2時間ちょっとで行けます(乗り継ぎなし)。

素朴な雰囲気の小さな町で、観光案内所もやっている気配がなく、バラ祭りのアピールも全然ない!笑

商売っ気が全くなく驚きましたが、そこがかえって魅力かもしれません。
(その分情報がなくて大変でしたが涙)

素朴な雰囲気が楽しめてカルロヴォもオススメ♪

 

バラ祭りの内容・スケジュール

次に、何がいつどこで行われるかというスケジュールですが、私が行ったカルロヴォのバラ祭りの内容をご紹介します。

バラ祭りのスケジュール

これも事前に情報が得られず、現地のポスターでやっと確認できました。

これがそのポスター。

翻訳アプリで英訳したものがこれです。

9:00 バラ摘み 【南方のローズ畑】

10:30 バラの女王パレード 【St.Waterfall通り】

フォークロアダンスパフォーマンス 【7月20日広場】

12:00~14:00
ローズオイル抽出デモンストレーション、ローズ製品のテイスティング
【工芸博物館、歴史博物館】

この流れはおそらく毎年同じだと思います。

 

次は1つずつ詳しくご説明します♪

 

9:00 バラ摘み

きっとバラ祭りと聞いて多くの人がイメージするのがこのバラ摘みだと思います。

ローズ畑で民族衣装を着た人たちがカゴにたくさんのバラの花を摘んで踊っているような。

私が1番見てみたかったのがこのバラ摘みですが、場所がわからなくて本当に苦労しました。

ポスターにも南方のローズ畑としか書いていなくてわからず、市役所に入っていって聞いてみたり…

最終的にツアー会社で情報を購入してグーグルマップの位置情報を手に入れました。(高い買い物だった…涙)

せっかく場所がわかったのでそれをシェアしたいと思います。↓

ローズ畑は町の中にあるわけではなく近郊の何もない場所。

町の中心からは3.2kmほど離れた場所です。

歩けなくもない距離ですが、車道しかないので車で行ったほうがいいです。

私は当日タクシーを捕まえることができました。

このバーの辺りにタクシー乗り場があります。

終わる時間が読めなかったのでタクシーは帰し、帰りは歩いて町まで戻ろうとしたところ、親切な中国人が車で拾ってくれて町まで連れて行ってくれました。
本当にありがたかったです!

バラ摘みは9:50頃終わったので、10時頃にピックアップしてもらえるようにタクシーにお願いしておくと良いかもしれません。

また、場所が毎年同じかどうか定かではないため、念のため事前に現地でご確認ください。

私が訪れた次の年(2024年)に行った方によると、バラ摘みの会場は町から車で40分離れた場所だったそうです…! その方は宿で車のチャーターを依頼し、無事に行くことができたとのことでした。
(インスタグラムでご連絡いただきました。情報ありがとうございました!)

 

ブルガリアの華やかな民族衣装を着た子供たちだけでなくおばあちゃん達まで本当に可愛くて、イメージしていたバラ祭りそのもの!

歌や踊りを披露してくれました。

ダマスクローズの品の良い香りに包まれ夢のような時間でした…

バラ祭りに行くならこのバラ摘みは必見です!

 

10:30 バラの女王パレード

バラ摘みのあとは町の中心に戻ってパレードがあります。

場所はここの目の前の通りです。

広場まで続く道を、また華やかな民族衣装を着た人たちが歩きます。

さっきバラ摘みのときにいた子供たちもやって来ました。

衣装がまた様々あってとても興味深く見入ってしまいました♡

最後はバラの女王が登場。

フォークロアダンスパフォーマンス

パレードの一行が広場に到着するとそのまま広場で次のプログラムがスタートします。

最初に主催者やバラの女王の挨拶があった後、プロのダンサー?のダンスパフォーマンスが始まりました。

いくつかのグループがそれぞれの衣装で登場します。

そのステップが圧巻!すっかり魅了されてしまいました。

このプログラムが1番多くの観光客が集まっていました。

最後は観光客も混ざって広場で大きな輪になって踊ります。

私も見よう見まねのステップで飛び込んでみました♪

 

とても楽しい時間に夢中になっちゃいました…♡

 

12:00~14:00 ローズオイル抽出デモンストレーション・ローズ製品テイスティング

このプログラムだけ唯一有料です。

場所は2ヶ所で行われています。

1つ目は工芸博物館。

入場料が6Lv.(約460円)。

ローズジャムやローズリキュールのテイスティングもそれぞれ有料で、

コーヒーとローズジャムのセットが3Lv.(約230円)でした。

ここでも民族衣装を着た人たちの歌や踊りが楽しめました。

 

もう1ヶ所は歴史博物館。

ここは入場料が4Lv.(約300円)で、ローズジャム、ローズリキュール、ローズシロップのテイスティングが全て込みでした。

歌や踊りなどのパフォーマンスはありませんでしたが、ここでは抽出されたローズオイルを自由に持って帰ることができました。

サラッとしていて上品な香り、そのまま肌につけることができます。

空のペットボトルを持っていけばよかったー!と思ったので、ぜひお持ちになることをオススメします!

 

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まとめ

ブルガリアのバラ祭りについて、私が訪れたカルロヴォでのスケジュールや場所の詳細をまとめてみました。

1日しかないので旅程を組むのがなかなか難しいかもしれませんが、この時期にヨーロッパに行くことができれば一見の価値ありです!

情報が少なく本当に苦労したので、個人で行ってみたいという方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです♪

 

インスタグラムに旅の写真をたくさん載せているのでよかったら見てみてください♪
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