【フランスの最も美しい村】イヴォワール「Yvoire」レマン湖の真珠とよばれる村

2018/9/15～2018/9/24に7泊10日でフランス、ローヌ・アルプ地方とブルゴーニュ・フランシュコンテ地方の美しい村巡り(一人旅)をしました。

ここでは、その中で訪れたローヌ・アルプ地方の美しい村「イヴォワール」についてご紹介します。

 

ローヌ・アルプの美しい村の巡り方

旅のルート

上記が訪れた町や村で、番号順に巡りました。★は宿泊した場所です。①～④がローヌ・アルプ地方、⑤～⑦はブルゴーニュ・フランシュコンテ地方です。
パリから入って、TGV（高速鉄道）でリヨンへ。そこからローヌ・アルプの旅をスタートさせました。ローヌ・アルプ地方をまわった後、ブルゴーニュ・フランシュコンテ地方を巡り、再びパリの空港から帰国しました。

フランスの美しい村は、個人ではアクセスしにくい場所が多いですが、私は基本的には電車やバスなどの公共交通機関で巡っています。紹介するのは ほとんどが公共交通機関で行ける場所なので、参考にしていただけたらと思います。
（「フランスの美しい村」については、また改めて記事を書く予定です。）

「イヴォワール」への行き方

イヴォワールはスイスとの国境近くにあります。
スイスのニヨンという町から船で行くのが簡単です。ニヨンはジュネーブから電車で15分弱。ニヨンの駅から船着き場まで15分くらい歩きます。船着き場までの道が標識等がなくちょっとわかりづらいですが、湖のほうを目指して進めばたどり着けます。

ニヨンからイヴォワールまで船で20分ほどです。船は1時間～1時間半に1本くらいの間隔で出ています。あらかじめインターネットで予約していきましたが、その場でチケットを購入しても大丈夫そうでした（ハイシーズンは予約しておいたほうが安心かもしれません）。

船でイヴォワールへとだんだん近づいていくわくわく感がたまりませんでした。お城がみえてきたときはテンションが上がります！

ニヨンはジュネーブやローザンヌなどスイスの主要都市に近いので、スイスと合わせてイヴォワールに立ち寄る旅程もオススメです。

 

フランスの最も美しい村「イヴォワール」

花いっぱいの村

フランスのローヌ・アルプ地方、スイスとの国境沿いに小さな美しい村「イヴォワール」があります。人口500人ほどの村で、14世紀から続く中世の街並みが残る場所。”フランスの最も美しい村”のひとつです。（”フランスの最も美しい村”については、改めて詳しい記事を書く予定です。）

ミネラルウォーターで知られる町「エヴィアン」に近く、レマン湖という湖のほとりにたたずんでいます。イヴォワールという村の名前は「美しい水をたたえる村」というラテン語が由来です。
スイスとの国境沿いに位置するため、どこかスイスらしい雰囲気も漂っています。

そして、イヴォワールはフランスの「花の村」コンテストで毎年入賞している花いっぱいの村です。最高ランクである”4つ花”も受賞しています。

私が訪れたのはベストシーズンが終わる頃、9月末でしたが、それでもどのお店も建物もお花で溢れ華やかに彩られていました。

手入れがゆき届いた花壇や花かごをたくさん見かけましたが、こんな無造作な感じもまた素敵です。

 

村の中を散策♪

通りを歩いていてもお花に囲まれ気分が華やぎます。

バルコニーから溢れんばかりの花々。可愛い看板にも目がいきます。

30分ほどあれば見て回れてしまう小さな小さな村ですが、レストランやショップがたくさんありました。それだけこの美しい村に惹かれてやってくる人が多いのでしょうね。どれもこれも写真を撮りたくなってしまう素敵な店構えです。

お花じゃないですがグリーンをあしらったこんなオシャレな窓辺も♡それとも、時期が合わなかっただけで、お花が咲くのでしょうか。

この辺りではとても人気の観光地のようで夏場は特に混雑するみたいです。スイスから来る人も多いでしょうね。
逆に冬はほとんどのお店が閉まってしまうそうです。訪れるならやっぱり花の咲く時期がいいですね♪

可愛い看板がたくさんあるのでそれを見つけて写真に収めるのも楽しみのひとつです。
そしてやっぱり周りにはお花が♡

スイスから船でレマン湖を渡ってこの村にやって来ると、左側にお城が見えます。湖に面して建つこのお城は、17世紀からこの村に住むイヴォワール男爵の居城です。なんと今もこの一家が住んでいるとか…！そのため中には入れませんが、庭園が一般公開されています。

美しい村ではネコに出会える確率が高いという私の持論。イヴォワールでも出会えました♡

ブルーの瞳が美しい美ネコさんです。どことなく顔つきがフランス人ぽい…？

おすまし顔のさびネコさんはこの後何かを発見します…！

ふしゃーっっ！
近くを犬が通ったんです笑　周りで見ていた人たちからクスッと笑いが漏れて和やかな時間が訪れました♡

美しきレマン湖

レマン湖のほとりにあるイヴォワールはその美しさから「レマン湖の真珠」と呼ばれています。
村の中も花いっぱいで可愛らしいですが、レマン湖の景色もまたそれはそれは美しいんです…！

透明度の高い澄んだ湖。底が見えるくらい透き通っています。

1番のオススメは夕暮れ時。薄いピンク、オレンジ、紫色に染まっていく湖をずっと眺めていました。

船着き場の方角に日は沈んでいきました。

そして訪れるマジックアワー。

この景色をずっと見ていたくて、湖畔のレストランにふらっと入ったら超高級店で泣きました。

翌朝、日の出も見ることができました。
見かけたのは船の手入れをしていたおじ様ひとりだけ。そのおじ様も桟橋を渡って村の中へ戻ってしまったので、この景色は私が独り占め。静かな美しい朝でした…。

このレマン湖で撮れる魚のムニエルがイヴォワールの名物です。レモンバターソースをかけていただきます♡
白身魚にレモンバターソースがよく合い、絶妙なハーモニーでした。

 

イヴォワールでの宿泊

小さな村なので1時間ほどあれば十分に楽しめますが、宿泊もできます。

宿は村の中心部や周辺にいくつか点在しています。

私が泊まったホテルがこちら。
「Le Pre de la Cure」

Office de Tourismのすぐ側にあります。

綺麗な三ツ星ホテルで快適に過ごしました。
ひとりで泊まるにはちょっと贅沢だったけど、小さな村に行くと高めのホテルしかないこともしばしば。

ツインルーム1泊(定員2名)￥12,800。

私は、宿の予約はいつもBooking.comを使っています。→booking.com

まとめ

小さな村なので、所要時間は、街歩きだけなら1時間、食事もするなら2時間くらいが目安かなと思います。

これを見て気になった人は、ぜひこの記事を参考に行ってみてください♪

 

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